切らないリフト — ウルセラとサーマクールFLXの組み合わせ
セロン皮膚科(ソウル・清潭洞)では、ウルセラ(マイクロ・マクロ集束超音波、MMFU)とサーマクールFLX(モノポーラ高周波、RF)を組み合わせた切らないリフトを行っています。どちらか一方を単独メニューとして提供するのではなく、たるみの程度、脂肪の分布、狙う深さに応じて、カン・スンフン院長が患者さんごとに配分を決めます。
なぜ1台ではなく組み合わせなのか
ウルセラは集束超音波で、より深いSMAS(表在性筋膜)層と真皮に働きかけます。一方サーマクールFLXは、モノポーラ高周波で真皮から皮下脂肪にかけて面的に熱を加えます。二つは作用する深さも仕組みも異なるため、両方を1回のセッションで、あるいは時期をずらして組み合わせることで、深部の構造的なゆるみと表層の真皮のゆるみの両方があるケースに対応できます。
片方だけを受けた方が「思ったほど変わらなかった」と感じられる場合、その方のたるみにはもう一方の作用が必要だった、ということがしばしばあります。
施術の概要
| 施術時間 | 組み合わせにより30〜90分 |
|---|---|
| 麻酔 | 表面麻酔クリーム。ご希望に応じて内服の鎮静剤 |
| ダウンタイム | なし — 当日から通常の生活に戻れます |
| 効果の現れ方 | 数日以内に引き締まりを感じ、コラーゲンの変化は3〜6か月かけて進みます |
| 推奨する間隔 | 維持のためには6〜12か月に1回 |
| 費用 | 60万ウォン〜。日本人も韓国人も料金は同一で、外国人価格の上乗せはありません。最終的な費用は診察時に確定します |
| 担当医 | カン・スンフン院長(皮膚科専門医) |
| 使用機器 | ウルセラ(Merz Aesthetics)、サーマクールFLX(Solta Medical / Bausch + Lomb)— いずれも韓国MFDS登録済み |
| 日本の方の滞在 | ダウンタイムがないため、短い滞在でも受けやすい施術です |
施術の流れ
- カウンセリングとたるみの評価 — カン院長が組み合わせの配分を決めます。
- 表面麻酔クリームの塗布(20〜30分)。
- ウルセラの照射 — 1.5mm、3.0mm、4.5mmの複数の深さに集束超音波を照射し、SMASと真皮に働きかけます。
- サーマクールFLXの照射 — 振動と冷却を併用しながらモノポーラ高周波を加えます。
- 施術後の冷却とスキンケアのご案内 — その日のうちにご帰宅いただけます。
適応と禁忌
- 向いている方
- 軽度から中等度の顔のたるみ、フェイスラインのもたつき、目の下の小じわがある成人の方で、手術もダウンタイムも避けたい方。
- 効果が限られる場合
- 重度の下垂、皮膚の余剰が大きい場合、手術後の瘢痕がある場合は、外科的リフトの方が適していることがあります。
- 受けられない場合
- 妊娠中、顔面の活動性感染、イソトレチノイン内服の直後、照射部位に電子機器を埋め込んでいる方(サーマクール)、開放創のある方。
- 起こりうる副作用
- 一時的な赤み、軽度の腫れ、押したときの痛み。まれに表在神経の刺激、赤みの遷延。異常を感じられた場合はすぐに当院にご連絡ください。
よくあるご質問
痛みはありますか。
表面麻酔で対応できる方がほとんどです。ウルセラはSMASの深さで一瞬の熱感がありますが、サーマクールFLXは振動を伴う短いパルスで、鋭い痛みというより温かさとして感じられます。ご希望があれば内服の鎮静剤をご用意します。
効果はいつ頃わかりますか。
数日以内に引き締まりを感じられます。コラーゲンの変化は3〜6か月かけて進みます。3か月時点の写真比較が標準の確認ポイントです。効果の程度には個人差があります。
どのくらいの間隔で受けるとよいですか。
維持のためには6〜12か月に1回です。当院ではウルセラとサーマクールFLXの維持のタイミングを、その方の反応に合わせてずらして組みます。
仕事を休む必要はありますか。
ダウンタイムはありません。軽い赤みは数時間で引き、翌日からメイクができます。
渡韓してその日に受けても大丈夫ですか。
当日から通常の生活に戻れる施術です。ただし当院では、経過を直接確認するため最低3日間の滞在を推奨しています。日程の組み方はLINEでご相談ください。
1台だけを扱うクリニックと何が違いますか。
患者さんごとに配分を決めている点です。ウルセラかサーマクールのどちらかを看板に掲げるクリニックが多い中、当院は両方を保有・維持し、その方のたるみの性質に応じて比率を選んでいます。
糸リフトやフィラーと併用できますか。
順番を守れば併用できます。エネルギー機器によるリフトを先に行い、糸リフトやフィラーは1〜2週間後に振り分けるのが一般的です。全体の順序はカン院長が診察時に設計します。
機器は正規のものですか。
ウルセラ、サーマクールFLXともに韓国MFDS登録済みです。チップとカートリッジはメーカーから正規供給されたもののみを使用しています。
日本語で相談できますか。
LINE(@cellonclinic)が最も確実です。スタッフは韓国語・英語・中国語で対応し、日本語のお問い合わせにはメッセンジャー上の翻訳を併用しています。
ご予約前のご相談
お写真を送っていただければ、ウルセラとサーマクールのどちらが、あるいはどのような配分が向いているかの目安をお伝えします。事前相談は無料です。
機器・規制の参考情報
- ウルセラ製造元:Merz Aesthetics
- サーマクールFLX製造元:Solta Medical(Bausch + Lomb)
- 韓国食品医薬品安全処(MFDS)の医療機器登録制度
- 韓国 外国人患者受入登録医療機関 登録番号 M-2023-01-08-7145(ソウル特別市長発行、有効期限 2029年6月26日)
- 韓国語の原文ページ:skin05.php
カン・スンフン院長のリフト・若返り関連論文
カン院長は Dermatologic Surgery、Journal of Cosmetic Dermatology、Acta Dermato-Venereologica などの学術誌に査読付き論文を発表しています。Google Scholar の全論文一覧。
- Kang SH, Han Y, Kim HS. Air-toxin technique: introduction and analysis of effect using a photoimaging system. Journal of Cosmetic Dermatology. 2022;21(5):1953–1958.
- Kang SH, Byun EJ, Kim HS. Vertical lifting: a new optimal thread lifting technique for Asians. Dermatologic Surgery. 2017;43(10):1263–1270.
- Kang SH, Moon SH, Rho BI, Youn SJ, Kim HS. Wedge-shaped polydioxanone threads in a folded configuration (solid fillers): a treatment option for deep static wrinkles on the upper face. Journal of Cosmetic Dermatology. 2019;18(1):65–70.