幹細胞併用 脂肪注入 — PRPとSVFを合わせた自家脂肪注入

セロン皮膚科(ソウル・清潭洞)では、ご自身の脂肪を移植する自家脂肪注入に、PRP(多血小板血漿)とSVF(間質血管細胞群)の処理を組み合わせ、脂肪の生着を支えることを目的とした術式を行っています。こめかみ、中顔面、目の下のくぼみなど、ボリュームが減った部位に対応します。当院は先端再生医療実施指定機関であり、脂肪の処理は院内の幹細胞研究室が担当します。担当はカン・スンフン院長です。

なぜ幹細胞を併用するのか

通常の脂肪注入では、生着率が安定しにくいという課題があります。移植した脂肪細胞は、早い段階で血流が再びつながるかどうかに生存が左右されるためです。当院のプロトコルでは、採取した脂肪に、ご自身の血液から準備したPRPの成長因子と、SVFの細胞画分を加えます。SVFには脂肪由来の前駆細胞や血管内皮の前駆細胞、成長因子のシグナル成分が含まれており、生着と組織へのなじみを支えると考えられています。

経過は1か月・3か月・6か月に規格化した写真で記録します。生着の程度には個人差があり、確実な生着率をお約束することはできません。

施術の概要

施術時間採取・処理・注入を含めて1〜2時間
麻酔静脈麻酔または局所麻酔(量と部位により選択)
脂肪の採取部位腹部、脇腹、または太もも(少量)
ダウンタイム目立つ腫れは3〜7日。2週間ほどで大きく落ち着きます
最終的な結果2〜3か月
費用130万ウォン〜。日本人も韓国人も料金は同一で、外国人価格の上乗せはありません。最終的な費用は診察時に確定します
担当医カン・スンフン院長(皮膚科専門医)
規制上の位置づけ先端再生医療実施指定機関
推奨滞在日数術後7日以上の韓国滞在をお勧めしています(腫れが落ち着いてから搭乗いただくため)

施術の流れ

  1. カウンセリング、写真撮影、カン院長との仕上がりのすり合わせ。
  2. 計画に応じた麻酔(静脈麻酔または局所麻酔)。
  3. 採取 — 提供部位から少量の脂肪吸引。
  4. 院内での処理 — 脂肪を穏やかに遠心分離またはろ過し、同時に採血からPRPを準備、プロトコルに沿ってSVFの細胞画分を分離します。
  5. 移植用脂肪の調製 — 脂肪にPRPとSVFを加えます。
  6. 注入 — マイクロカニューレを用い、解剖学的な層を意識して目的の部位に入れます。
  7. 術後のケア — 圧迫、写真撮影、1週間・1か月・3か月・6か月の経過確認。帰国後は写真とビデオ通話で対応します。

適応と禁忌

向いている方
こめかみ、中顔面、目の下のくぼみなど顔のボリュームが減っている成人の方。加齢によるしぼみが気になる方。フィラーの繰り返しではなく、より長く保つ方法をお探しの方。
効果が限られる場合
体脂肪が非常に少ない方は、採取できる量が足りないことがあります。皮膚のたるみが大きい場合は、リフトの併用が必要になることがあります。
受けられない場合
妊娠中、採取部位または注入部位の活動性感染、未治療の凝固異常、一部の自己免疫疾患、活動性の悪性腫瘍。適応は患者さんごとに個別に判断します。
起こりうる副作用
採取部位の内出血、注入部位の腫れと内出血、脂肪の部分的な吸収、まれに硬結(しこり)、ごくまれに感染や血管系のトラブル。異常を感じられた場合はすぐに当院にご連絡ください。

よくあるご質問

通常の脂肪注入と何が違うのですか。

PRPとSVFを加えている点です。脂肪だけを移植する方法に比べ、生着を支えることを目的に設計されたプロトコルです。

どのくらい生着しますか。

個人差があります。最初の吸収の時期を過ぎて残った分は長く保たれることが多いですが、生着率をお約束することはできません。当院では1か月・3か月・6か月に規格化した写真で、その方ごとの経過を記録しています。

自然な仕上がりになりますか。

層を分けて少量ずつ入れることを重視しています。深層・中間層・浅層に分け、マイクロカニューレで注入することで、入れすぎによる不自然な膨らみを避けます。

効果はどのくらい持続しますか。

最初の吸収期を過ぎて残った脂肪は、長期にわたって保たれることが多いです。さらにボリュームが必要な場合は、追加のセッションを計画できます。

フィラーより安全ですか。

どちらが安全とは一概に言えず、リスクの種類が異なります。脂肪注入はご自身の組織を使うため異物は入りませんが、採取と処理の工程を伴います。フィラーは短時間で済みますが定期的な補充が必要です。診察時に利点と欠点をご説明します。

ダウンタイムはどのくらいですか。

目立つ腫れは3〜7日です。2週間ほどで大きく落ち着きます。内出血が出ると回復の期間はもう少し延びます。

日本から短い滞在で受けられますか。

術後7日以上の滞在をお勧めしています。腫れが落ち着いてから搭乗いただくためです。事前のスクリーニングはLINEでのやりとりで進められますので、渡韓前にご相談ください。

リフトや糸リフトと併用できますか。

順番を決めれば併用できます。切らないリフト糸リフトを脂肪注入の前後どちらに置くかは、カン院長が診察時に設計します。

SVFとPRPの処理は院内で行うのですか。

はい。当院は院内に幹細胞研究室を持ち、指定を受けた再生医療のプロトコルの範囲内で処理を行っています。外部業者への委託はしていません。詳細は幹細胞治療プログラムをご覧ください。

日本語で相談できますか。

LINE(@cellonclinic)が最も確実です。スタッフは韓国語・英語・中国語で対応し、日本語のお問い合わせにはメッセンジャー上の翻訳を併用しています。

ご予約前のご相談

脂肪注入は滞在日数の計画が必要な施術です。渡韓を決める前に、お写真とご希望をお送りください。事前相談は無料です。

規制・参考情報

カン・スンフン院長について

カン・スンフン院長は皮膚科専門医で、Dermatologic SurgeryJournal of Cosmetic DermatologyActa Dermato-VenereologicaKorean Journal of Dermatology などの国際学術誌に査読付き論文を発表しています。Google Scholar の全論文一覧