自家血フィラー — ご自身の血液から得るボリューム

セロン皮膚科(ソウル・清潭洞) — ほうれい線、頬、前方の頬骨など広い範囲を一度に整える場合、通常のフィラーは量と費用が壁になります。脂肪注入は量を扱えますが、すべての方に向くわけではありません。自家血フィラーはご自身の多血小板血漿を用い、ボリュームを補いながら肌の状態にもはたらきかけます。

フィラーと脂肪注入の間に位置します

項目通常のフィラー自家血フィラー脂肪注入
素材製剤のゲルご自身の血液ご自身の脂肪
広い範囲量と費用が壁になります向いています向いています
肌質への作用ボリュームのみボリュームと肌の状態ボリューム(移植組織として)
採取なし採血麻酔下の脂肪吸引
やせ型の場合可能可能採取できる脂肪により制限

やせていて脂肪注入が難しい方、手術を避けたい方、回復を短くしたい方に選ばれます。

施術の概要

自家血フィラー(PRP)
項目内容
施術時間採血と準備を含めて40〜60分
麻酔表面麻酔クリーム
素材ご自身の多血小板血漿
ダウンタイム腫れと内出血が数日
回数複数回に分けるのが一般的。回数と間隔は診察で決めます
施術部位ほうれい線周囲、頬、前方の頬骨など広い範囲
推奨滞在日数帰国前に経過を確認するため最低3日間の滞在を推奨しています
担当医カン・スンフン院長(皮膚科専門医)

施術の流れ

  1. カウンセリング — ボリューム減少の分布、肌の状態、フィラーや脂肪注入との適否を評価します。
  2. 採血。通常の血液検査と同程度です。
  3. 遠心分離で多血小板血漿を分離します。
  4. 計画した部位の適切な層に注入します。
  5. アフターケアのご説明。次回までに経過を確認します。

適応と禁忌

適している方
広い範囲のボリューム補正が必要な方。特にやせていて脂肪注入が難しい方、手術を避けたい方、回復を短くしたい方。
効果が限られる場合
ヒアルロン酸フィラーのような即時で細かく形を整える補正はできず、定着した脂肪注入のような持続の仕方もしません。輪郭をはっきり出すことが目的ならフィラーが適しています。
禁忌
妊娠中・授乳中、活動性の悪性腫瘍、評価を経ていない血小板異常や抗凝固療法中、施術部位の活動性感染症、コントロールされていない全身疾患。
起こりうる症状
数日の腫れ、内出血、圧痛。採血部位の内出血。ご自身の血液であるため素材そのものへの免疫反応は想定されませんが、手技に伴うリスクは残ります。気になる症状はすべて当院にご連絡ください。

よくあるご質問

通常のフィラーと何が違いますか。

素材が製剤のゲルではなくご自身の血液で、より広い範囲を扱えます。その代わり、ヒアルロン酸のような細かい形づくりは苦手です。

脂肪注入より良いのですか。

良い悪いではなく、性格が違います。脂肪注入は量を扱えますが麻酔下の吸引と十分な脂肪が必要です。PRPはやせている方、手術を避けたい方、回復を短くしたい方に向きます。

何回必要ですか。

1回で完結するより複数回に分けるのが一般的です。部位と補正の度合いによります。

痛みはありますか。

表面麻酔で対応できる範囲です。採血は通常の血液検査と同程度です。

どのくらい持ちますか。

個人と部位によりますので、診察時にご説明します。自家素材への反応は方によって異なるため、一律の数字は申し上げません。

他の施術と併用できますか。

順番を決めれば併用できます。カン院長が診察時に設計します。

受けられない方はいますか。

妊娠中・授乳中、血小板異常のある方、評価を経ずに抗凝固薬を服用中の方、施術部位に活動性の感染がある方です。診察で確認します。

規制・参考情報