セラベ — 低強度多焦点超音波(LIMFU)

セロン皮膚科(ソウル・清潭洞) — セラベは LIMFU(低強度多焦点超音波)を用いる機器です。熱ではたらく HIFU と異なり、LIMFU は熱損傷を起こす温度まで上げることなく、組織への機械的な刺激ではたらきます。

LIMFU と HIFU は原理が違います

項目LIMFU(セラベ)HIFU
エネルギー強度低強度高強度・集中
エネルギーの性質パルス音響波による機械的刺激超音波による熱エネルギー
目標とする機序メカノトランスダクションを介した組織の再生とリモデリングおよそ56℃以上の高温による脂肪細胞の凝固壊死と熱損傷
目的痛みを抑えながら皮膚全層のコラーゲン生成と循環を促す深部皮下脂肪の減少

同じものの新旧ではありません。深部の構造的なリフトが目的であれば HIFU が適切です。切らないリフトをご覧ください。

メカノトランスダクションで何を狙うのか

細胞と成長因子への刺激
線維芽細胞と幹細胞の増殖・活性と関連づけられています。
ハリと小じわ
皮膚の弾力と小じわの見え方の改善と関連づけられています。
筋緊張と輪郭
顔の筋肉の過度な緊張を和らげ、自然な輪郭を支えます。
循環
血液とリンパの微小循環を刺激し、顔のむくみの軽減や脂肪代謝と関連づけられています。

いずれもこの技術について述べられている機序です。反応には個人差があります。

施術の概要

セラベ(LIMFU)
項目内容
施術時間部位により30〜40分
麻酔通常は不要
作用の仕組み非熱。低強度多焦点音響波による機械的刺激
ダウンタイムありません
痛み熱に頼らない仕組みのため少なめです
回数複数回に分けるのが一般的。間隔は診察で決めます
推奨滞在日数ダウンタイムはありません。最低3日間の滞在を推奨しています
担当カン・スンフン院長(皮膚科専門医)

施術の流れ

  1. カウンセリング — 肌の状態、筋緊張、目標を評価します。
  2. 洗顔とジェルの塗布。
  3. 施術範囲に多焦点の音響波を照射します。
  4. アフターケアのご説明。すぐに通常の生活に戻れます。
  5. 反応を見ながら次回までの間隔を決めます。

適応と禁忌

適している方
痛みが少なくダウンタイムのない方法でハリと循環を整えたい方、熱を使う機器が苦手な方。
効果が限られる場合
HIFU が狙う深部の構造的なリフトは得られず、深部の皮下脂肪を減らすものでもありません。たるみが大きい場合はエネルギー系のリフトが適しています。
禁忌
妊娠中、施術部位の活動性皮膚感染症、施術部位への電子機器の埋め込み、開放創。診察で確認します。
起こりうる症状
一時的な赤みと軽い温かさ。非熱の仕組みのため、熱損傷は想定されるリスクではありません。気になる症状はすべて当院にご連絡ください。

よくあるご質問

ウルセラなどのHIFUと何が違いますか。

強さの違いではなく、仕組みが違います。HIFU は熱で制御された損傷をつくり、LIMFU はその熱の段階を経ずに機械的に刺激します。上の比較表をご覧ください。

痛みはありますか。

少なめです。組織を加熱することに頼らない仕組みのためで、通常は麻酔も不要です。

ダウンタイムはありますか。

ありません。すぐに通常の生活に戻れます。

リフト施術の代わりになりますか。

深部の構造的なリフトの代わりにはなりません。たるんだ組織を引き上げるのが目的であれば HIFU や高周波が適切です。セラベは皮膚レベルのハリと循環に用います。

何回必要ですか。

1回で完結するより、複数回に分けるのが一般的です。回数と間隔は肌の状態と目的によります。

他の施術と併用できますか。

できます。レーザーや注入系と組み合わせることが多く、順番は診察で決めます。

規制・参考情報