エクソソーム治療 — 細胞どうしの伝達にはたらきかける
セロン皮膚科(ソウル・清潭洞) — 細胞は単独で存在するのではなく、絶えず信号をやりとりしながら組織を保っています。その信号を運ぶ小胞がエクソソームです。皮膚科領域では、回復のサポートや炎症の調整を目的に、多くの場合レーザーなど他の施術と組み合わせて用いられます。
エクソソームが運ぶもの
- 成長因子
- 細胞の成長・増殖・分化を促すタンパク質。
- サイトカイン
- 免疫や炎症の反応を調節する信号物質。
- タンパク質・ペプチド
- 細胞の構造をつくり、機能を調節する成分。
- 脂質
- 細胞膜を構成する成分。
- 核酸
- 特定のタンパク質の発現を調節する遺伝情報。
セロンでの使い方
単独で行うより、他の施術と組み合わせることが多い施術です。レーザー後の赤みや敏感さを落ち着かせる目的、再生系の施術との併用、ニキビやアトピー傾向のある肌など、炎症を伴う状態に用います。適応かどうか、どの組み合わせにするかは診察で判断します。
施術の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施術時間 | 投与方法と範囲により20〜40分 |
| 麻酔 | 注入やマイクロニードルを用いる場合は表面麻酔 |
| ダウンタイム | ほとんどありません。マイクロニードルやレーザーを併用した場合は一時的な赤みが出ます |
| 回数の目安 | 複数回に分けて行うことが一般的です。間隔と回数は診察で決めます |
| 組み合わせ | レーザー治療、再生系施術、施術後の回復ケア |
| 推奨滞在日数 | 実質的なダウンタイムはありません。最低3日間の滞在を推奨しています |
| 費用 | 韓国人も日本人も料金は同一です。最終的な費用は診察時に確定します |
| 担当 | カン・スンフン院長(皮膚科専門医) |
施術の流れ
- カウンセリング — 肌の状態、炎症の程度、最近受けた施術を確認します。
- 投与方法に応じて表面麻酔を行います。
- 選択した経路でエクソソーム製剤を皮膚に届けます。
- 冷却とアフターケアのご説明。当日お帰りいただけます。
適応と禁忌
- 適している方
- 肌のくすみやバリア機能の低下、施術後の赤みや敏感さ、炎症を起こしやすい肌の方。多くは組み合わせ治療の一部として行います。
- 効果が限られる場合
- たるんだ組織を引き上げたり、失われたボリュームを補ったりするものではありません。肌の状態に対する施術であり、輪郭に対するものではありません。
- 禁忌
- 妊娠中・授乳中、施術部位の活動性皮膚感染症、成分への過敏症。診察で判断します。
- 起こりうる症状
- 一時的な赤み、軽度の腫れ、圧痛。マイクロニードルやレーザーを併用した場合はその施術の回復経過に準じます。気になる症状はすべて当院にご連絡ください。
よくあるご質問
エクソソームとは何ですか。
細胞どうしの信号を運ぶ小胞です。細胞は信号物質をやりとりしながら組織を保っており、その受け渡しを担っています。
幹細胞治療と同じものですか。
違います。幹細胞治療は細胞そのものを扱います。エクソソーム治療は生きた細胞ではなく信号物質を用いるもので、規制上の扱いも異なります。
単独で受けることはできますか。
多くの場合、単独では行いません。投与の方法という面でも、目的という面でも、レーザーや再生系の施術と組み合わせることが一般的です。
レーザー後どのくらいで行いますか。
同じ来院時か、その直後に行うことが多いです。赤みや敏感さを落ち着かせる目的で、タイミングは担当医が判断します。
何回必要ですか。
複数回に分けて行うのが一般的です。回数と間隔は肌の状態と、何と組み合わせるかによって変わります。
短い滞在でも受けられますか。
受けられます。単独であれば実質的なダウンタイムはありません。帰国前に経過を確認するため最低3日間の滞在を推奨しています。
規制・参考情報
- 韓国食品医薬品安全処(MFDS): mfds.go.kr
- 関連: 幹細胞治療プログラム
- 関連: 先端再生医療 実施指定機関