糸リフトの副作用の修正
セロン皮膚科(ソウル・清潭洞) — リフトに使う糸は時間とともに皮膚の中で溶けていくため、副作用は比較的まれです。それでも起こることはあり、多くは深さが原因です。浅く入れれば糸が透け、深く入れれば膨らみやくぼみ、表面の凹凸、感染につながることがあります。
それぞれの原因
- 糸の露出
- 皮膚層に入れた糸が、口まわりの筋肉を使ううちに押し出されてくる状態。
- くぼみ
- 脂肪層が厚い場合や糸を浅く入れた場合に、へこんで見える状態。
- 左右差
- コグ糸の引きの差によって生じる左右の違い。
- 痛み・腫れ
- 糸を通す過程で組織の損傷が大きかった場合。
当院の修正の考え方
- 傷あと、癒着の程度、残っている皮膚まで考えたうえで、方法を患者さんと一緒に決めます。
- 同じ修正をすべての症例に当てはめるのではなく、その症例の原因を見きわめてから方法を選びます。
- 問題のある部位だけでなく、顔全体のバランスを見て計画します。
- 神経組織への影響を最小限にします。
- 傷あとが残った場合、レーザーで目立ちにくくすることはできます。完全に消えるとはお約束しません。
- 多くの修正は局所麻酔で行います。
施術の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 評価 | 副作用の原因、分かれば糸の種類と深さ、経過時間、現在の状態 |
| 麻酔 | 多くは局所麻酔 |
| 方法 | 原因に応じて — 抜去、位置の修正、解除、あるいは経過観察 |
| 傷あと | レーザーで目立ちにくくできますが、完全に消えるとはお約束しません |
| 以前の記録 | 糸の種類、施術時期、施術先が分かると助けになります |
| 現実的な目標 | 改善とバランスの回復。患者さんと一緒に決めます |
| 推奨滞在日数 | 症例により診察時にご案内します |
| 担当医 | カン・スンフン院長(皮膚科専門医、糸リフト研究の著者) |
施術の流れ
- カウンセリング — 元の施術、分かれば糸の種類、経過時間、現在の状態を確認します。
- 原因の特定 — 深さ、引きの差、組織の損傷、感染のいずれか。
- 顔全体のバランスを見ながら、方法を患者さんと一緒に決めます。
- 多くは局所麻酔下で修正します。
- 段階的に確認し、必要に応じて傷あとの治療を行います。
適応と禁忌
- 適している方
- 糸リフト後の露出、透けや触知、くぼみ、左右差がある方。当院で受けた施術かどうかを問いません。
- 効果が限られる場合
- 糸が長期間入っていて周囲の組織が作り替えられている場合、修正できる範囲は限られます。傷あとは目立ちにくくできますが、常に消せるわけではありません。
- 禁忌
- 部位に活動性の感染がある場合は、修正の前に感染の治療が必要です。妊娠中、出血性疾患、一部の薬剤は診察で確認します。
- 起こりうる症状
- 修正後の腫れ、内出血、圧痛。糸を抜去した場合は一時的に引き上げの効果が失われます。気になる症状はすべて当院にご連絡ください。
よくあるご質問
糸が皮膚から出てきています。どうすればよいですか。
ご自分で引いたり切ったりせず、早めに診てもらってください。露出は多くが入れた深さによるもので、残っている糸の評価が必要です。
皮膚の下に糸が見えます。治せますか。
多くの場合は治せます。透けは浅く入れたことによる場合がほとんどです。方法は、入れてからの期間と組織の反応によります。
左右で差が出たのはなぜですか。
コグ糸の引きの差が主な原因です。気になる側だけでなく、顔全体のバランスを見て計画します。
傷あとは完全に消えますか。
レーザーで目立ちにくくすることはできます。完全に消えるとはお約束しません。個人差ともとの損傷によるためです。
修正は全身麻酔で行いますか。
多くは局所麻酔で行います。方法は診察時に確認します。
他院で受けた糸リフトですが診てもらえますか。
診ています。糸の種類と施術時期が分かると助けになりますが、記録がなくても評価のうえ進めます。
規制・参考情報
- Kang SH, Byun EJ, Kim HS. Vertical lifting: a new optimal thread lifting technique for Asians. Dermatologic Surgery. 2017;43(10):1263–1270.
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